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三角巾の算定方法について。実費徴収はOKなのか?

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レセプトのチェックをしていると、医療材料の取扱い方法が人によって違うことがわかりました。医療材料は、三角巾などですが、病院としての運用から外れた算定方法をとっている人がいたので、正す必要があります。

今回は、三角巾などの算定方法について書いてみたいと思います。

 

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三角巾の算定パターン

基本的には、病院としての運用は決まっていますのでそれにしたがって運用するべきです。

当院としては、下記の①ような運用をとっています。

① 無料で三角巾を渡す

② 患者さんから実費を徴収して購入してもらう

 

ですが、一部の患者さんで②のような請求方法をとっている方がいたのです。

どちらの取り扱いが正しいのでしょうか?

 

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療養の給付と直接関係ないサービス等

こんな時は通知を見ましょう。厚労省が定める資料に記載がありました。

さすが厚生労働省!めちゃめちゃわかりにくい!わざとわかりにくく書いて、みんなを混乱させようと思っているとしか考えられません!w

 

簡単に言うと、下記のようになります。

「療養の給付と直接関係ないサービス等」 → 【実費徴収可能】

「療養の給付と直接関係ないサービス等とはいえないもの」→ 【実費徴収不可】

 

療養の給付(医療行為)と関係ないもの(テレビ代やクリーニング代)は実費で徴収して良いけど、療養の給付(医療行為)と関係あるもの(衛生材料代(ガーゼ代・絆創膏代)、サポーターや三角巾)は実費で徴収できませんよ。ということ。
 

療養の給付と直接関係ないサービス等(実費徴収可)

  • おむつ代、尿とりパット代、腹帯代、T字帯代
  • 病衣貸与代(手術、検査等を行う場合の病衣貸与を除く。)
  • テレビ代
  • 理髪代
  • クリーニング代
  • ゲーム機、パソコン(インターネットの利用等)の貸出し
  • MD、CD、DVD各プレイヤーの貸出し及びそのソフトの貸出し
  • 患者図書館の利用料 
  • 証明書代
  • 診療録の開示手数料(閲覧、写しの交付等に係る手数料)
  • 外国人患者が自国の保険請求等に必要な診断書等の翻訳料 等
  • 在宅医療に係る交通費
  • 薬剤の容器代
  • インフルエンザ等の予防接種
  • 美容形成(しみとり等) 等

 

療養の給付と直接関係ないサービス等とはいえないもの(実費徴収不可)

  • シーツ代、冷暖房代、電気代
  • 衛生材料代(ガーゼ代、絆創膏代等)
  • 手袋代、手術に通常使用する材料代(縫合糸代等)
  • 骨折や捻挫などの際に使用するサポーターや三角巾
  • 手術前の剃毛代 等

 

めちゃめちゃわかりにくく書いてるけど、結局こういうこと。

関係ないサービス等とはいえないもの」 = 関係あるもの

 

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三角巾は実費徴収できない

【結論】三角巾は「療養の給付と関係ないサービス等とはいえないもの」に該当するため、実費徴収をすることができない。

 

なんで、医療行為に関係する材料は実費徴収できないのか。

治療に不可欠だから患者さんにお渡ししているわけで、それで病院が費用を持ち出して患者にプレゼントしているなんてなんだか腑に落ちません。病院がわざわざ損をしないといけないのでしょうか?

 

医療機関によっては、三角巾を近隣のドラッグストアや、院内の売店で購入するように勧めているところもあるようです。これが今のところ、一番の対応になるのでしょうか。

実費で徴収できたらいいんですけどねえ。

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KOJI

医療事務とアフィリエイトで生計を立てる京都出身の30代 医療事務業務を最適化したいと思いイジブログを立ち上げました。医療事務業務に役立つ情報をまとめてます。

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