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シャントエコーの保険点数は20点?透析の定期フォローに注意です

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透析患者さんはたくさんの検査を定期的に行いますが、中でもシャントの詰りがないかどうか調べるのがシャントエコーです。

透析をされている患者さんなら必ず実施する検査ですが、これまで算定していた点数から、大きく査定で減額されました。

今回は、シャントエコーについて書いてみたいと思います。

 

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シャントエコーの点数が20点?

これまで当院では、350+200の550点を算定していました。

少し前から急に、20点の点数に査定され始めたのです。

D215 超音波検査
2 断層撮影法(心臓超音波検査を除く。)
ハ その他(頭頸部、四肢、体表、末 梢 血管等)350点
パルスドプラ加算200点

 

4 ドプラ法(1日につき)
イ 胎児心音観察、末梢血管血行動態検査 20点

(12) 「4」の「イ」の末梢血管血行動態検査は、慢性動脈閉塞症の診断及び病態把握のため に行った場合に算定する。

 

末梢血管血行動態検査は、新しくできた点数でもありませんし、以前からあった項目です。

何年も550点で算定してきたのに、急に査定され始めたので問い合わせてみました。

 

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透析フォロー目的のシャントエコーは20点

定期フォローで実施したシャントエコーは20点で算定して下さいとの回答でした。

「今までは何だったんだ・・・」となりましたが、特に何も言いません。

調べてみると、日本透析学会からもシャントエコーの点数が20点にされている事に対し、要望書が出されていました。
全国的にその傾向が広がっているみたいですね。

 

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直談判すれば550点が算定できる?

他の病院から聞いた話です。

 

とある病院で当院と同じように、550点から20点に査定されました。

その病院の院長は、査定に納得されず、取り消ししてくれるように直談判したそうですw

 

すると、審査側は

「正直グレーゾーンなんです。院長がわざわざ直談判してこられたので、今後は査定しません」

※言い回しはわかりませんが、こんなニュアンス

 

今後は、査定されないという確約をもらった。

こんな話を聞きました。

では、当院も院長が直談判すれば取り消してもらえるのか・・・?

 

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診療報酬という規則の曖昧さ

「診療報酬請求は点数本に書かれたルールに則って行われる」
「厚労省が定めたルールに従って請求する」

なんてよく言われますが、こんな曖昧なルールありません。

院長がわざわざ動いたから査定取り消し?グレーゾーン?

 

医療事務の資格試験の勉強をしている頃は、書いている事に従って請求するだけだから簡単!読めば書いてあるし大丈夫!
なんてことを考えていましたが、

実際に何年も働いていると曖昧な規則の元に振り回されることが大半です。

算定本に書いていないけれど、何年も前に出た通知に書かれている。なんてこともあります。

 

柔軟に対応するために、あえて曖昧にしている部分もあると思いますが、現場や患者さんはそれに振り回されるんですね。

 

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最後に

結局のところ、当院では20点で算定しています。

検査科からすれば、前と同じ作業量と負担で、550点から20点に下がってしまったので、たまったものではありません。
「私たちのしている仕事って、20点にしかならないの?」と思われています。

お上が決めた事なので、どうやっても無理な部分はきっぱり諦めます。
その分、他のところで漏れなく算定していくことを考えた方が有益ですね。

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KOJI

医療事務とアフィリエイトで生計を立てる京都出身の30代 医療事務業務を最適化したいと思いイジブログを立ち上げました。医療事務業務に役立つ情報をまとめてます。

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