医療事務コラム

【私見】医療事務業界の展望は?業務内容や診療報酬はどうなっていくのか?

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かなり私見です。

この先のことを考えた時に、医療事務が属している医療業界ってどうなっていくのでしょうか、

また、診療報酬はどう変わっていって、医療事務の業務内容はどうなるのか?

 

自分なりに考察してみたので書いてみたいと思います。

 

 

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医療業界の動向

高齢化が進んでいることはご存知だと思います。

高齢化が進むと、医療や介護の需要が高まり、病院も様々な経営判断をとっていかなければなりません。

介護施設の着手や、在宅診療所のオープンなど、時代のニーズに合ったサービスが増えてきます。

それだけ医療業界の求人は増えてくると予想されます。

 

また、高齢化に伴って介護需要については、医療需要よりも急成長していきます。

今でさえ、タウン誌の求人に介護施設の求人があふれていますが、これからも増え続けるでしょう。

 

 

 

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医療事務業界もIT化が進んでる

一方で長時間労働の課題もあり、業務の効率化を測るために医療業界にもIT化がどんどん進んでいます。

 

  • 電子カルテ
  • 医事コンピュータ
  • 自動受付機
  • 自動精算機
  • 会計表示など

 

これまで医療事務がアナログで行っていたことがどんどんシステム化されてきています。

医療事務の主な業務であるレセプト点検も、レセプトチェックシステムで電子化、

効率化されレセプトチェックを自動でやってくれるようになりました。医療事務が残業が多いなどと言われていますが、今は昔ほどではありません。

 

実際に当院では、レセプト期間中も17時に帰ってます。

IT化が進んだことで、パソコン操作のスキルが必須になり、ある程度操作に長けている人が重宝されるようになってくるでしょうね。

とはいっても、Excelのマクロが使えるとか、JavaやC言語が使えるという話ではありません。

 

パソコン操作に対して自分で問題に取り組み、柔軟に対応できるという意味です。

 

医療事務の代替でAIの登場?

これからはIT化で人工知能も発達してきます。

AIを使用した業務効率化は注目されていますし、実際に導入されているところもたくさんあります。

まだ医療機関では見たことありませんが、ソフトバンクのペッパー君なんかは典型的ですね。

現在は、ああいう携帯ショップの受付や待ち時間のお相手なんかに一役買ってくれているようです。

 

ある雑誌で、AIが発展していくことで、無くなる可能性のある職業があるという予測が立てられていました。

そんな可能性のある職業の中に、医療事務が入っていてビックリしたんですけどね。

受付業務やレセプトチェックシステムなど、現段階では全てを機械でやることは不可能です。

 

病院は特に患者対応、接遇に注力しているところが多いです。

人工知能に患者対応させる病院はおそらくないと思います。

まだまだ、医療事務としての需要は社会的に継続すると考えています。

 

 

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今後の病院のあり方、展望

今後、介護が必要な高齢者が増えるにつれて、介護施設は不足していきます。

介護施設ではなく、在宅で介護サービスを提供しようという流れがますます強くなるでしょう。

 

たとえば病院の役割としては、

 

  • 在宅療養が困難になった
  • 施設入所中に医療ケアが必要になった
  • 施設受け入れ先が決まるまでのレスパイト入院等

 

介護サービスとの関わりを持った入院の一時受け入れ等が増加してきます。

 

また、病院や診療所が老人施設と提携し、施設に訪問診療をしたり、

自宅まで行って訪問診療をしたりするケースもこれから増えてきます。

 

 

かかりつけ医についても規制が強まっていきますね。

診療所などの医院でかかりつけ患者をもち、定期的なフォローをする。

病院は専門的な治療に専念する。

こんな体制を作るための規制がさらに強まります。

紹介状がないと受診できない病院が今後増えてくるということです。

ということは、地域の診療所などと連携、コミュニケーションをとっておかないと患者さんを獲得できないということになります。

 

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新しい医療事務のカタチ

医療事務のニーズは、医療需要が増えるために増えるであろうと冒頭で説明しました。

しかし、高齢化が進むのと、IT化の促進で、基本的な医療事務の形とは違った業務も増えてきます。

 

在宅施設が増える→在宅関係の医療事務担当者

病院や診療所と連携し、訪問診療を行っている介護老人施設やグループホームなどの老人ホーム

その施設と密に連携を取り合うため、在宅施設の担当者という存在が増えてきます。

 

これは、当院だけかもしれません。

当院では特に関連施設や提携施設が多いため、在宅施設担当者が約10名います。

訪問診療の会計計算や、訪問診療に行った医師の代行入力、利用者の診察予約や定期健診の日程調整など

様々な業務をこなしていきます。

数年前から増え始めて、徐々に医療事務の業務を侵食しつつあります・・・。

 

大病院の受診制限→営業、広報事務

大病院への受診制限が進んでいく中で、今後の患者獲得には『紹介』が命になってきます。

地域の診療所や老人施設などと密に連絡をとり、コミュニケーションをとっていくことで、

「何かあったときは是非当院で」というPRができます。

 

当院でも数年前に一部の医療事務員が営業に駆り出され、様々な医療機関に営業に行きました。

現在は地域連携室が主で動いていますが、人員が全く足りていない状況。

 

営業効果がどの程度あるかわかりませんが、

可能性として、営業という業務もあるのではないかと思っています。

 

医療需要の増加→医師の負担増⇒医師事務作業補助者

医療需要の増加⇒医師の負担が増加する

そこで、医師事務作業補助者です。

国も医療クラークの評価を上げ、医者の負担をどんどん軽減する取り組みをすることで、報酬が入るようになっています。

 

 

 

様々な形が考えられますが、

基本的な医療事務の形は変わらないと思います。

どんなにIT化が進もうと、最終的に病院はロボットに受付させないと思いますし、柔軟に対応しなければならない場合も多いです。

 

高齢化が進むのなら、なおさら人で対応しなければ、いけないと思っています。

 

 

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診療報酬はどうなる?

 

最後に、診療報酬のことを少し。

今後の話というより、次回の改定に何が反映されそうか?という視点で考えています。

 

  • かかりつけ医の推進でフリーアクセス制限の強化。医療機関の機能分化がさらに進む
  • 在宅医療について、診療所やケアマネとの連携などが要件になるかも
  • オンライン診療の要件緩和
  • ICT導入の緩和
  • AIの診療報酬定義(画像診断など)
  • リハビリテーションの包括化
  • 看護師の在宅看取り要件緩和

 

やはりメインは在宅、オンライン診療など。

AIやICTがどうなっていくかですね。

 

 

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KOJI

医療事務とアフィリエイトで生計を立てる京都出身の30代 医療事務業務を最適化したいと思いイジブログを立ち上げました。医療事務業務に役立つ情報をまとめてます。

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