診療報酬改定

【2019年】診療報酬改定|消費税率引き上げ時の点数補てん率について

投稿日:

消費税増税が2019年10月に迫っています。病院の消費税負担についても中医協の議論が始まっていまして、1月16日の資料では消費税率10%引き上げ時の補てんについて対応案が示されました。

10月に行われる改定に向けてさらに議論が進められると思いますが、早い段階で情報をキャッチする必要があります。

 

今回は、中医協の資料を元に、点数の補てん率について書いてみたいと思います。

 

スポンサードリンク

診療報酬本体の改定率は0.41%増、全体で0.88%増

2019年度予算で、増税時に診療報酬で補てんする財源として診療報酬本体を0.41%増とするため、1900億円(国債ベース)を確保。

このうち本体改定率0.48%増となる医科には1600億円を充てる方針です。

 

 

2019年度予算に加えて、5%から8%への税率引き上げと同時実施された14年診療報酬改定での3%分の補てんの見直しを含めた財源は、診療報酬本体に対して4700億円。

医科にはこのうちの4000億円を充てられるということです。

2019年10月改定で14年度分の補てん分を見直すのは、厚労省の計算ミスによって全体での補てん不足があり、医療機関別での補てん率にもばらつきがあったためです。

 

この資料を見ると、

約4000億円は<病院・診療所の医療費シェア>と<病院・診療所それぞれの課税経費率>によって病院に3000億円、診療所に1000億円が配分されることになりますね。

 

スポンサードリンク

初診料が285点に

 

資料を読む限り、基本的な方針は明記されていますね。

  • 「まず、無床診療所の補てんを考慮して初・再診料の配分を行うこととする」
  • 「病院での初・再診料と入院料の比率を変え、入院料の割合を高める」

初・再診料の上乗せ分は、2014年改定前の点数に対して5.5%増になります。

簡単にまとめたのが下記の表になります。

項目2014年改訂前新点数予想
初診料270285
再診料6973

 

5.5%を上乗せすると、初診料は285点、再診料は73点になります。

小数点以下は切り上げて計算しているので、最終的な配点については中医協の答申を待ちましょう。

 

スポンサードリンク

入院料の補てんについて

消費税の負担状況に応じて、4つの分類が示されています。

分類に含まれない病棟についてはそれぞれで補てんされることになります。

 

 

DPCについては、出来高点数と相当分を機能評価係数に反映されることになります。

 

 

 

これを踏まえてどう動くか

初診料は現行より約3点アップの284.85点、再診料は約1点アップの72.795点をベースに検討されていきます。

補てん率が出たことで、ある程度の試算は可能になります。

さあ、これを見てどう動くか、医療事務の手腕が問われますね。

スポンサードリンク

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。

 

関連する記事と広告

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

KOJI

医療事務とアフィリエイトで生計を立てる京都出身の30代 医療事務業務を最適化したいと思いイジブログを立ち上げました。医療事務業務に役立つ情報をまとめてます。

-診療報酬改定

Copyright© イジブログ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.