10/22のニュースを見ていると、気になるニュースが。
医療情報の公開・開示を求める市民の会が、カルテ開示の手数料が高いと厚労省に指摘をしたことで、実態を調査する動きが出ています。
病院によって手数料に差がある
カルテ開示の際、病院側が患者に請求するコピー代や手数料、開示の条件について、厚生労働省が全国の主要な病院を対象に実態調査を始めたことが分かった。カルテ開示の手数料を巡っては、市民団体が5000円以上の請求をしている病院があるとして、個人情報保護法の規定に反すると指摘していた。高額な手数料は開示請求の権利を制限することになりかねず、厚労省は現状を把握し、今後、法令に抵触していないかを調べる。対象は高度な医療技術を提供する「特定機能病院」(85施設)で、10月中にまとめる方針。
「医療情報の公開・開示を求める市民の会」(大阪市)によると、私立病院ではカルテのコピー代とは別に、手数料を徴収している所が多く、5000円以上のケースも少なくない。一方、国立大学病院では手数料は無料という。
※引用 毎日新聞
国立大学病院では無料のところもあると書かれていますね。
ちなみに、当院では5,000円請求しています。
5,000円+コピー代金なので、資料が多い時は結構な金額になります。
個人情報保護法に反する?
なぜ、5,000円がいけないのか。
個人情報保護法は手数料について「実費を勘案して合理的であると認められる範囲内」と規定。明確な金額の線引きをしていないが、同会は特に5000円以上の金額は、合理的な範囲を超えていることは明らかとして、引き下げを病院に指導するよう厚労省に求めていた。厚労省医事課は「手数料の金額に大きな差があるとの指摘を受け現在、実態を調査している」としている。
※引用 毎日新聞
合理的と認められる範囲内と規定されていますが、5,000円は合理的でないと主張されているようです。
幾らなら合理的なのでしょうか・・?
無料のところもあって差がありすぎるようであれば、いっそのこと厚労省で規定してほしいです。
まとめ
何らかの形で医療機関に実態調査があるかもしれませんね。
とはいえ、情報開示も頻繁にあるわけではないのでそこまで影響はありませんが、
いっそのこと無料にしてもらった方が請求の手続きも楽なのでいいですね。
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