先日、母校から連絡があり、「医療事務を志望している学生向けに講演をしてくれないか?」と依頼がありました。
こんなこと、めったに無い機会ですのでOKしました。
話すといっても、私の学校の後輩たちです、少しでもためになる話にしたいので、内容もしっかり考えたいです。
また、講演やスピーチをする時に、どのような事を気を付けて話せば、相手に伝わりやすくなるのか、考えてみました。
目次
講演の内容は?
完全にフリートークです。「医療事務の事について話して。」と言われましたw
話す内容はこちらで決めて良いみたいですが、それが逆に難しい。
学生はおおよそ100人
持ち時間は20分~30分程度
まず、自分が学生時代に聞いていた授業なんかを思い出して、
どんな事、どんな人から聞きたいかを書きだしてみました。
どんな講演・セミナーが嫌か?
- 無表情
- 話が早くてついていけない
- 専門用語が多い
- 受講者の顔を見ていない
- 自らの体験談が少ない
- 「え~」「あの~」が多い
- 最初にパワーポイント資料をすべて配布している
- テーマが絞られていない
こんな感じでしょうか。
自分がセミナーに参加する中で、「あまりためにならないなあ」と思った講演はいくつかありましたが、その特徴を挙げたものです。
では、どのようにすればいいのか?
上手く話そうと思うから失敗する
人の前に立って話すのですから、誰もが流暢に話したいですよね。
上手く話そうとすると、自分も緊張しますし、相手にも緊張が伝わってしまい、会場の雰囲気も悪くなってしまいますね。
私が思ったのは、
「上手に」→「分かりやすく」という意識転換をするように心がけること
それを実践するための心がけをまとめてみます。
1.一貫したテーマで話す
話している内に、テーマが変わってしまうと聞いている人も分かりにくいです。
広すぎないテーマで、それについて詳しく説明していくのがいいかと思いました。
例えば、ブログの記事を書くようなものだと思います。
「医療」という広いテーマでブログを書けば、医師、看護師、医療事務、レセプトなど、話す範囲が多岐にわたります。
それを、テーマを絞り
「病院に就職する医療事務員が学んでおいた方がいいこと」みたいに
ブログの記事のように、テーマを絞って話すことで、話の内容に一貫性ができてわかりやすくなります。
2.とにかくゆっくり、大きな声で
自分が思っている以上に、早口になっているものです。
常に「ゆっくり話す」ことを意識する必要がありますね。
3.時にはカジュアルに話す
セミナーや講演だからといって、ずっとかしこまっていてはしんどいです。
たまにはカジュアルに、自分の言葉で伝えることも大切だと思っています。
4.全体を見る、大きな素振りで話す
なるべく目を見て話をします。左から右、手前から奥へと会場内にまんべんなく目を向けながら話をすることを心がけます。
身振り手振りを付ける事で聴衆者の目を集められます。
時には壇上を右、左と歩いてみたり、手を大きく上げてアピールしたり、なるべく体を大きく使う事を心がけます。
少しでも注目してもらえるための工夫が必要ですね。
5.自分の体験談を話す
同じような話の流れだと集中力が切れてしまいますので、ちょっと変えて、自分の体験談やプライベートな話してみます。
一度気持ちをリセットし、再び集中出来る様になるように心掛けていきます。
とくに、今回のようにまだ就職していない後輩たちに医療事務のことを話すには、体験談は必須です。このブログで書いているようなリアルな医療事務の業務について話していきたいと思います。
まとめ
以上がセミナーや講演などで心がけたいことです。
わかってはいても、いざ本番となるとなかなか実践できていない時があります。
何かの参考にしていただければと思います。
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