診療報酬改定

診療報酬改定の準備って具体的にどうやる?医療事務がやることは?

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診療報酬改定について、これまで様々な資料に目を通してきました。

改定とはいえ、診療報酬は病院が収益を得る源です。これがガラッと変わるということは、医療行為の値段が変わる→収益が変わるということです。

では具体的にどんな準備を進めていけばいいのか、書いてみたいと思います。
 

医療事務が主役!

基本的には医事課が主導で動きます。

数年に一度、医事課が病院で中心となる場面です!

病院によっては、企画課みたいなところや地域連携もかかわるところもあると思います。

特に今回の改定は、地域連携の項目も多いので地域連携部門は欠かせないですね。

これまで読んできた資料は点数が出ていませんでしたが、もうすぐ答申で点数が出ます。これを「白本」と読んでいます。白本が出てから、ひたすら中身を読み込む作業に入っていきます。

○点 → □点 と、点数だけ見るのは1年目です。

算定要件や施設基準の変更、点数の廃止や追加などが行われていますので、

細かい部分までチェックしていきます。

2016年診療報酬改定の答申はこちら↓

中央社会保険医療協議会総会審議会資料 |厚生労働省

過去の資料を参考に、

診てもらえればわかるのですが、約400ページありますので、読むのもめちゃくちゃ大変です。いわゆる法律用語で書かれていますので理解するのも時間がかかります。

しかし、読み続けることで慣れてくるので、「読み取る力」がつきますので、少なくても1回は読み切ります。

これまでに、たくさんの議論がでているので、それらを読んでいれば多少は力がついてくると思います。
 

施設基準、算定要件の確認

施設基準や算定要件が変更になっているものがあれば、チェックしておく必要があります。継続して算定するものについては、漏れのないようにしたいですね。

病院の基準で、新たに届出ができそうな施設基準があれば、他部署と調整して運用を固めていく。

新たな点数はできるだけ算定していけるようにしたいですね。

 

収支のシミュレーション

次はいよいよ具体的なシミュレーションです。

分かりやすいように、単純な点数の置き換えによる金額の計算で行っていきます。

例えばこんな感じ↓

旧点数 〇点   新点数 〇点
月間件数 ○件   ○件
月間点数 ○点  ➡ ○点
月間収益 ○円   ○円
年間収益 ○円   ○円

これまでの算定実績から年間の収益を算出し、これを新点数に置き換えるだけです。新しい点数になったことによって、増額減額する金額はいくらになるのかを確認していきます。

さらに、新しい点数を算定する場合などにもシミュレーションします。

医療従事者の人件費等も加え、費用対効果を考えて総合的に判断します。結果は、病院長に伝えて判断してもらいますから、見やすく簡単に作れる資料がいいですね。
 

まとめ

ただ単に点数が変わるだけではなく、診療報酬に係る施設基準や算定要件も変更になりますので、全てに目を通し、どこがどう変わったのかを確認する必要があります。

白本が出てからが忙しくなりますが、4月まで分厚い資料と向き合いましょう。

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KOJI

医療事務とアフィリエイトで生計を立てる京都出身の30代 医療事務業務を最適化したいと思いイジブログを立ち上げました。医療事務業務に役立つ情報をまとめてます。

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